2. 縦曲げモーメント
長さ30m程度までの高速艇では、外板の板厚をきめる支配因子は衝撃水圧に対する局部強度であり、縦強度は十分の余裕がある場合が多いが、大型化に伴って縦強度が重要度を増してくる。NVルールでは、船長50m位までの高速艇は、一般に局部強度のみで部材寸法がきまるとしている。
以下に、各基準における計算式の概要を次に示す。
(1) 軽構造船暫定基準
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